お米の品種というと、パッと頭に思い浮かぶのはいくつかしかないと思いますが、実は、日本だけでもかなりの品種が今ではありますよね。
その中でも、皆さんが頭の中に思い浮かべたであろう、コシヒカリ、これがなぜこんなにも人気なのかということをご紹介したいと思います。
1.全国的に昔から食べられてきたから
コシヒカリの原産地というと、新潟県、その中でも魚沼産コシヒカリと言えば、高級米として有名です。
ですが、実は、コシヒカリというのは全国で作られているのです。
東北のような寒い地域でも、そして九州などの温かい土地でも栽培しやすいお米なのです。
コシヒカリというのは、はるか昔から、日本のどんな場所でも食べられてきた、つまり、どの場所であっても親しまれてきたお米です。
先祖の代から食べてきたお米がコシヒカリであるという方も多いので、その味に慣れている人が全国的にコシヒカリを購入するので、コシヒカリというのは、不動の人気を誇っています。
2.日本人の舌に合うお米
コシヒカリが昔から親しまれてきたからと言って、味がまずければこれだけの人に人気が出るわけがありません。
ということで、2つ目の理由として、味が日本人の舌に合うということが言えます。
では、コシヒカリの味とはどういう特徴があるのかというと、一言で言ってしまえば、すべてが合格点なのです。
例えばお米の粘り気がそうです。
昔、米不足の際に海外からお米が輸入されましたが、あまりにパサパサしていたものに関しては、倉庫で大量に余ってしまうという結果になるほど、日本人の口に合いませんでした。
ですが、コシヒカリは、それもばっちりです。
さらに、米の柔らかさも硬すぎず、柔らかすぎず、ちょうどよい硬さですし、米本来の独特の甘みも適度についていて、食べやすいおいしいお米という認識が無意識に私たちの中にはあるため、このように長い間親しまれてきています。
3.濃いめの味のおかずとの相性も抜群である
特にお子さんがいる家庭では、焼き肉やハンバーグ、それにコロッケなど、特に味の濃いものを子供は食べたい傾向にありますから、そういったおかずも自然と増えてしまいますよね。
もちろん、男性もこういったパワーのある食事を好みますからこの例に漏れないでしょう。
そういった濃いおかずを食べる時には、必ずサイドにごはんがあるはずです。
そのごはんが、あまりにもおかずにまけてしまうような味であっては、ごはんを楽しむことはできないと思いませんか。
よく「これさえあればご飯は何杯でも食べられる」なんて言葉が聞かれますが、それはお米もおいしいことが前提にあります。
コシヒカリの場合、こういった濃いおかずとも相性抜群で、おかずの味も殺さなければ、お米の味も楽しめ、食べごたえもあるということもあり、多くの人から好まれています。
ちょっと高めだけど、やはりその分おいしいというコシヒカリの人気の秘密と特徴を知りたい方は、こちらを参考にしてみてください。