お米の代表的なブランドで、コシヒカリというものは大体誰しもが一度は耳にしたことがあると思います。
現在、国内で作付けされている米の品種は260種類ほどありますが、その中でコシヒカリの栽培面積は最も多く、平成26年で全体の36.4%を占めています。
コシヒカリの主な生産地は新潟県の魚沼などが有名ですが、北は山形県から南は九州まで、全国的に作られています。
今回は、知っているようで、あまり知られていないコシヒカリの秘密をお届けします。
コシヒカリの由来
コシヒカリは漢字で『越光』と書き、「越後の国で光り輝く」ことを願ってつけられました。
今では、たくさんの品種と掛け合わされて、あきたこまちやひとめぼれ、ヒノヒカリが誕生しました。
コシヒカリが全国で栽培される理由
冒頭でもお伝えしたように、コシヒカリの栽培面積は非常に多く、全国で生産されています。
その理由としては、コシヒカリが東日本と西日本、それぞれで作られた品種を先祖に持つことにあります。
コシヒカリは『陸羽132号』(大正~昭和初期に東日本で最も美味しいとされたお米)と、『朝日』(大正~昭和初期に西日本で最も美味しいとされたお米)の掛け合わせて誕生したからです。
米どころとされる、東北や北陸はもちろん、比較的暖かい四国や九州でも栽培が可能なのです。
コシヒカリの味
コシヒカリと言えば、しっかりした旨みと粘りが特徴で、ツヤも抜群!
旨み・粘り・柔らかさ・香り・見た目すべてにおいて優秀なお米です。
コシヒカリに合うメニューとしては、以下のようなものが挙げられます。
■焼肉・ハンバーグ・カラアゲなど味の濃いおかず
口に入れた瞬間、お米の良い香りと粘り強さは、濃い味付けのおかずにも負けず、相性抜群!
■おにぎり・弁当
コシヒカリは、冷めてもおいしいという特徴も持っています。
そのため、おにぎりやお弁当に入れて、冷めてしまってもおいしく食べられます。
当店のコシヒカリは、新嘗祭献穀米・皇室献上米になった信州ブランド米 飯山産コシヒカリです。
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