①米を量る
正確にお米を1合ずつ量ることが、美味しいごはんを炊くことにつながります。
このときに生まれる誤差は小さなものに見えますが、量る分量に毎回誤差があると、水加減が異なることとなり米の炊き上がりがパサついたりベタついたりする原因になります。
① 1合180mlの計量カップを使い、山盛りにお米を入れ軽くゆすってカップの中にお米を詰めます。
② カップから溢れている分を箸などでそぎ落とし、すり切り1杯を量ります。これで1合となります。これを繰り返して、必要な分のお米を容器の中に入れます。
②研ぐ
米の表面に付いた糠や汚れを落とすために、お米を研ぎます。
最近では精米技術が発達しているので、軽く洗うだけで充分だと言われています。
詳しくは「おいしいお米の研ぎ方」のページをご覧ください。
③水を入れる
炊飯器で炊く場合には、釜の内側に目盛りが付けられていますので、それに合わせます。
おいしく炊きたい場合は『炊くときに加える水にもこだわる』とよいです。
浄水器やミネラルウォーターの水はもちろん、水道水のカルキを抜くために一度沸騰させて冷ました水などもおすすめです。
④炊く
内釜で米を研いだ場合などは特に、熱のかかる外側が水で濡れていることがありますので炊きムラを防ぐため軽くふき取ってから炊飯器にセットします。
あとはスイッチを入れて、炊き上がりを待ちます。
⑤ふたを開けてほぐす
炊き上がったらほぐす前に蓋や釜の上についた水滴をふき取るとよりよいです。
水滴をふき取ったら、しゃもじを使ってご飯をほぐします。
ほぐすことで、ごはんの余分な水分が飛び、釜の中の炊きムラがなくなり、均一な炊き上がりにしてくれます。
釜の中をしゃもじで十字に区切り、その4箇所を底から上下を入れ替えるなどして、ごはんを潰さないように空気を入れるようにしてふっくらと混ぜます。