スーパーに行くとずらりとお米が並んでいて、どれがおいしいのか選ぶのに迷いませんか。
実際食べてみないとおいしいか判断が難しいですが、食べなくてもある程度見分けることができます。
では、おいしいお米をどのように見分ければいいのでしょうか。
おいしいお米の見分け方のポイントは3つあります。
1.精米日
お米は空気に触れると酸化が進んで味が落ちます。
籾がついた状態なら酸化をある程度抑えられるのですが、精米をすると空気に触れる面が増えて酸化が進みます。
精米してから、夏場なら2週間、冬場なら1か月程度で食べきることが理想です。
スーパーで購入をするときは、袋に記載されている精米日を確認して、できるだけ精米日が直前のものを選びましょう。
農家から直接購入をする場合は、購入をするときに精米をしてくれます。
また、精米日が直前でも保存方法が悪いと劣化が進むので、保存方法にも気をつけてください。
直射日光・高温多湿を避けて保管をしましょう。
2.お米の粒の状態
中身が見える袋なら確認ができます。
確認をする点は、お米の粒の大きさがそろっているか、欠けやひび割れがないか、透き通っているかの3点です。
お米の粒の大きさにばらつきがあると、炊きあがりにばらつきがでます。
お米は乾燥をすると劣化しますが、乾燥をするとひび割れができます。
スーパーに並ぶまでにはいくつかの仲介業者を経由しますが、その時に乱暴に扱われたり、スーパーでの扱いが乱暴でも、お米にひび割れや欠けができます。
透明感があるお米は成熟をしている印です。
お米は光合成を行って珠心表皮を通って内部に栄養成分を蓄えて成長します。
ところが、夏場の高温などで珠心表皮が退化してしまうと、お米がしっかりと成熟しません。このようなお米はでんぷんのつまりが悪いので、光の乱反射が起こって白く見えます。
白く濁ったお米はいびつに炊き上がってしまい、歯ごたえや粘りがありません。
3.袋の状態
袋に汗をかいていませんか。
袋に水分が付着していると、お米が湿気を吸って劣化をします。
袋に破れがあるなど傷んでいませんか。
袋が傷んでいる場合は、大切に扱われなかった可能性があります。
また、破れていると異物が入れられた心配があります。
大切に扱われたお米なら、袋は痛んでいません。
これらに気をつけてお米を選んでみてください。
少し気をつけるだけで、毎日の食卓が楽しいものになることでしょう。
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