お米に合う水

お米を炊く時に大切な物と言えば、やはりお水でしょう。
いくら美味しいお米でも、お米を炊く時のお水が悪ければ不味く仕上がってしまいますよね。

お米は、乾燥した状態で保存されているので、洗う時にお水を入れるとその水を吸収する形となります。
そのお水が水道水などカルキを抜いていない物なら臭くて嫌なにおいが、お米にまで染み付いてしまう原因になってしまうのです。
お米のお水についてご紹介していきたいと思います。

お水の硬度についてご存じでしょうか?

水に含まれるミネラルやマグネシウム、カルシウムなどの含有料を表す指標の事です。

誰もが一度は耳にした事があるとは思いますが、ミネラルの多い物を硬水、少ない物を軟水と呼びます。

日本の水はミネラルが少ないので、軟水に分類されます。
日本のお水はまろやかで癖がなく、飲みやすいものとなります。

今から大体10年以上前に、日本で硬水がめちゃくちゃ流行りだした時期があるのをご存じでしょうか?

ダイエット目的で飲む方が多かったのですが、私もその硬水を飲んだ事があるのですが、めちゃくちゃ不味かったです。

中でも有名だったのはその硬水にご飯を炊いて食べるという方法が流行っていましたが、すっごく不味くてとても食べられるものではありませんでした。
せっかく美味しいお米でも、水が不味かったらどうしようもありません。

硬水でお米を炊いてしまうと、どうしてもご飯がパサパサになってしまいます。
その土地に適した食材でないと合わないとはこうゆう事なんですね。

硬水は日本のお米には合いませんが、インディカ米などのお米には適しています。
最近では浄水器を使う家庭が多くなり、一般的な水道水だと塩素や残留物が怖いので設置する人が多いです。
安全性を考えたら、やっぱり浄水器はほしいですよね。
毎日自分の体に入る物ですしね。

浄水器の利用

ただお金に余裕のある方だとミネラルウォーターでお米を洗う人もいるのだそうです。
ミネラルウォーターも基本的には硬水なので、おすすめはしません。普通に飲料水で飲むなら良いとは思いますが。
経済的にも負担がかかるので、浄水器を使用していた方がお得ですよ。

浄水器設置が難しいなら、近年職場だけではなく、普通の一般家庭でもウォーターサーバーをお置いている家庭もあるそうです。
値段はペットボトルタイプの物よりも、ずっと安値なので使い勝手もとても便利ですよ。

時期によりやり方を変えても良いかもしれません。

例えば夏場の暑い時期だと、水道水の温度が上がってしまいます。
これは浄水器使用者の家庭にはよくある事です。
浄水器のお水を使用される場合は、冷蔵庫でお水を冷やしてから使用する方が、美味しいご飯が炊けます。
その理由は、お米は低温のお水につけておいた方がお米の芯まで水が浸透します。

ふっくら感や甘味やねばりが増して美味しく炊けますので、是非ともお試しあれ。

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