お米をといだときに、とぎ汁がでますよね。
普段は捨ててしまっていると思いますが、実はとぎ汁を美容に活用できるのです。
捨ててしまっていたものを活用するので費用は0円。
とぎ汁で洗顔をするだけ、お金をかけずに簡単にケアができます。
お米のとぎ汁には、ビタミンC、ビタミンE、セラミドなどが含まれています。
これらの成分が美肌をサポートします。
とぎ汁で洗顔をすると2つの働きが期待できます。
美白
1つ目は美白です。
シミやくすみはメラニンが肌に蓄積することでできます。
ビタミンCにはメラニンの生成を抑制したり、メラニンを還元する働きがあります。
肌で生成されたメラニンは、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)の過程で排泄されるのですが、乾燥、ストレス、栄養不足などさまざまな原因でターンオーバーが乱れることがあります。
ターンオーバーが乱れると、メラニンが肌に蓄積をして、シミやくすみの原因になります。
ビタミンEには血行を促進する働きがあります。
血流がよくなることで肌代謝が活発になり、メラニンの排泄が促進することが期待できます。
保湿
2つめの働きは保湿です。
美肌の大敵が乾燥です。肌が乾燥をすると、シミ、シワ、くすみ、ニキビなどさまざまな肌トラブルにつながります。
お米のとぎ汁には、セラミドや油分が含まれています。
セラミドは肌に存在する潤い保持成分です。
これらの成分が含まれるお米のとぎ汁で洗顔をすることで、洗顔後に肌がしっとりすることが期待できます。
お米のとぎ汁を使用したスキンケア方法
お米のとぎ汁で洗顔をするには、まずとぎ汁を用意しなければなりません。
まずはお米をさっととぎます。
ボウルなどにお米を入れて水を注ぎ、軽くかきまわすようにとぎます。
最初はお米が水分を吸収しやすく、汚れた水を吸ってしまうおいしく炊きあがらないので、素早くといでください。
水をよく切ったら、お米3合に対して水をカップ1杯注ぎます。
米同士をすり合わせるようにといでいると、とろっとした白い液体がでてきます。
この液体を容器に移して冷蔵庫で保管をします。1日以内に使いきってください。
お米のとぎ汁を使用する前に、クレンジングや洗顔をして汚れを落としておきます。仕上げにお米のとぎ汁を使用します。
使用をする際には、とぎ汁を水で1.5倍に薄めてください。
35℃程度に温めておきましょう。
洗顔後にとぎ汁で顔をすすぎます。
すすぎ時には、顔をこすらないように気をつけてください。
お米のとぎ汁ですすいだ後に、水ですすぐ必要はありません。
水気を拭き取ったら、その後に普段通りにスキンケアをしてください。
誰でも簡単にできるので、是非お試しください。
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