お米の農家直販ってご存知ですか。
スーパーなどで購入するのではなく、農家から直接購入することです。
このお米の農家直販は実は私たち消費者にとってメリットがたくさんあるんです。
ご紹介していきますね。
どこのお米かがはっきりしている
現在私たちがスーパーで買うお米は、同じ地域の同じ銘柄のお米を問屋さんや農協さんが集めてまとめひとつのブランドとして販売しています。
そのためAという地域で作っているコシヒカリなら、Bさんのお家で作ったコシヒカリでもCさんのお家で作ったコシヒカリでも、みんなまとめてA地域のコシヒカリとして販売されてしまいます。
それがどうしたのと思われるかもしれませんが、ちょっと考えてみてください。
生産されたエリアがすべてAという地域で栽培されている品種が同じコシヒカリだったとしても、BさんとCさんのお家では田んぼの状態であったりお手入れの仕方だったりは当然違いますよね
味の違い
もちろん味だって違ってきます。
それがすべてスーパーでは一つの銘柄として販売されています。
表示を見ても生産者名があるわけでもなく、誰が作っているかも不明です。
単一の銘柄で販売されているということは価格を抑えられ、お財布にはありがたいですが、残念ながら農家さん個人個人の味は分からなくなってしまいます。
その点、お米の農家直販は農家さんとの直接のやり取りですのでどの県のどの地域のブランドのお米なのかはもちろんのこと、生産者の方のお顔を知って、その方の田んぼづくりへの心意気やこだわりからどのお米を買うか決めることができます。
生産者の顔まで分かった上で、自分で選んで買うことができるのはいいですよね。
また、新鮮なお米が手に入るのも大きなメリットです。
普段私たちが買うスーパーなどのお米は、いくつもの流通経路をたどってようやく手元にまでやってきます。
そのため手元に届くまでの時間を逆算し、最もお米がおいしくなる時期よりも早めの収穫となってしまいがちです。
直販は収穫したての新鮮なお米をすぐに送ってもらえますので、食べ頃で鮮度も抜群のお米が手に入るのです。
またスーパーなどのお米は、産地からスーパーまでやってくる間に何度も機械やトラックなどで積みおろしされています。
この回数が多ければ多いほどお米が痛みやすくなってしまい、最悪お米が割れてしまう原因にもなります。
また、収穫した後、お米の保管状況で品質は変わりやすくなってしまうのですが、積み下ろしが多いと、その場その場の温度もバラバラになってしまい味の低下に繋がりがちです。
直販のように流通経路がスーパーなどのお米に比べ少ないと、品質が一定に保たた新鮮でおいしいお米が手に入るという訳です。
当園では自社低温貯蔵庫にて、収穫後のお米を玄米の状態で一定温度管理(13℃以下)をしています。
ご購入は、こちら