日本人にとってなくてはならないお米。そのお米を美味しく食べる方法をきちんと知っているという方は意外と少ないのではないでしょうか。
お米の味を存分に楽しむために手順などをきちんと知って、毎日の食事をより楽しみましょう。
おいしいお米の炊き方
美味しいお米を炊くために、お米は計量カップで正確に計ることが大切です。
お米専用の計量カップを使うのが一番オススメです。
炊飯器に付属していることも多いので、持っていたらそれを使いましょう。
次に、計量したお米を研ぎます。
お米を研ぐのはお米の表面についているヌカを洗い落とすことが目的です。
ヌカがついたままお米を炊いてしまうと風味が悪くなってしまうのです。
ですので、水が白くなるまで研ぐ必要はありません。
最初はたっぷりの水で素早く数回混ぜるようにして洗い、すぐにその水は捨てます。
そのあとは2~3回水を替えて洗い、最後は水気をきちんと取りましょう。
お米を美味しく炊く大事なポイントのひとつが水加減です。
炊飯器にメモリはついていますが、あくまで目安なので、お米と同じように水も計量カップで計りましょう。
基準は、洗う前のお米の容量の20%増しで、あとは軟らかめ・硬めの好みに合わせて調節します。
炊き始める前にお米に水を吸わせることがお米をふっくらと炊くコツです。
目安は夏は30分、冬は2時間ほどです。急いでいるときは40~50℃ほどのぬるま湯に20分ほど浸すと美味しく炊くことができます。
炊飯器のスイッチを入れ、炊きあがったあと、しっかりと蒸らすことも重要なポイント。
炊飯器の蓋を開けずに10~15分ほどおいておきましょう。
蒸らすことにより余分な水分が飛び、また、ごはん粒の水分が均一になりお米がより美味しくなるのです。
この蒸らしを怠ってしまうと、ごはん全体が水っぽくなってしまいます。
蒸らしが終わったらできるだけ早くほぐします。
そのとき、ごはん粒をつぶさないように大きくふんわりと混ぜるようにしましょう。
そうして炊きあがったご飯をお茶碗によそうときもふんわりとよそうようにすれば、美味しいご飯の出来上がりです。
お米の保存方法
お米の保存方法も大切です。
お米を劣化させてしまう要素は「高温」「多湿」「酸化」です。それらを避けられる最たる場所はやはり冷蔵庫です。
ただし肉や魚のそばに置いてしまうとにおいが移ってしまいますので避けましょう。
ですので、野菜室はオススメです。
高温多湿を避けるため、密封容器に入れて保管するとよいのですが、その際、ペットボトルを使用するのが手軽ですし手入れもしやすいのでおススメです。
お米は精米したときから劣化が始まっているので、長期間の保存はできるだけ避け、一ヶ月ほどで食べきる量を購入するようにしましょう。
最近は炊飯器にも様々なタイプのものがありますし、便利グッズも数多く販売されています。
そういったものを利用してみるのもいいのではないでしょうか。
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