コシヒカリの突然変異種ミルキークイーン

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お米というものは日本人の魂とも言える食材であり、しっかりとしたエネルギー元として皆から愛されているものでしょう。

お米を主食とする文化は日本以外にもありますが、やはり日本独自のお米の方が食感が美味しくレベルも高いという点もあり、国産のお米は現在でもとても人気があります。

国産米と聞いてまず思いつくブランドとしてはコシヒカリがあります。

お値段も高いのですが味という点からは一級品であり、多少高くてもこれを食べ続けたいと思っている人も少なくありません。

さてこのコシヒカリ自体にも産地などによって味や食感が違ってくるのですが、今回紹介するミルキークイーンというものは、実はコシヒカリの突然変異種として生まれたという経緯を持っています。

ミルキークイーン誕生の歴史

このミルキークイーンというものは政府主体の新種開発計画から生まれたというものもあり、これはニュースでも聞いたことがあるかもしれません。

名称は「スーパーライス計画」というもので農林水産省が主導で全国的に展開しやすいブランド米を作ろうというものでした。

ミルキークイーンですが突然変異の半もち形質のコシヒカリを集めて、そこから品種として育てられたという経緯があります。

このもち形質というものはもち米の性質であるアミロースの含有用の少なさというものがあり、これによってあのモチモチとした食感が生まれているのです。

このミルキークイーンもその形質を受け継ぐように栽培されたこともあり、食間に関してはどちらかというともち米のようなモチモチ感があります。

ミルキークイーンという名前から見た目的にもコシヒカリよりも乳白色が強いのが特徴ですが、それ以外にもこのモチモチ感はブレンド米としても優れた効果を出すことがメリットとなっています。

従来のお米にちょっと食感が足りないなというときにミルキークイーンを混ぜるなどの使い道がありますが、それ以外にもモチモチ感によって型崩れしにくいというメリットもあります。

これによって物持ちが良いとされているお弁当やおにぎりなどにミルキークイーンを利用すると相性が良いとされています。

またモチモチ感があるという点は和食などにも向いており、これは外国米などのパサパサ系のお米とは違った点として差別化されています。

このようにミルキークイーンは平成に入ってから生まれたコシヒカリの突然変異種ですが、独特なモチモチ感や冷めても固まりにくい特徴があるので色々な料理に組み合わせたりすることが出来ます。

普段のお米に飽きてきたりしたときにお試ししてみるのも良いでしょう。

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