無洗米の特徴

精白米は糠を除去するため、汚れを落とすために自宅で洗うことが必要です。

お米を精米すると糠は除去されます。

なぜもう一度洗うことが必要なのか、それは精米では完全に糠を除去し切れないからです。

この洗う作業が不要なのが無洗米です。

精米しても残った分の糠は除去されているため、そのまま炊飯器などで炊くだけで大丈夫です。

無洗米ならお米を洗う時に必要な水は不要です。

冬の寒い時期に冷たい思いをして洗わなくて済むようになります。

忙しい時でも手早くお米を炊くことが可能です。

栄養豊富なお米が食べられる

お米を洗うとせっかくの栄養分が流れ落ちてしまうことがありました。

しかし洗わない無洗米なら流れ落ちる心配は少ないため、栄養分豊富なお米をそのまま召し上がれます。

お米を洗った時には浄化するのが難しいリンや窒素などの成分が流れ落ちていきます。

水質汚染に繋がりかねませんが、無洗米なら環境にも優しいです。

キッチンや排水管なども汚れる心配が無い、洗い方によって味にムラが出る心配が無いなど、その他にもいろいろなメリットがあります。
その代わりに無洗米は精白米より価格が高くなると言うデメリットがあります。

ただし水道代の節約ができるため、価格が高くなってもある程度緩和されます。

無洗米のおいしい炊き方

その他にも今まで通りの炊き方だと美味しくならないことがあると言う点にも注意が必要です。

精白米は炊飯器のメモリに合わせて水を入れるだけと簡単です。

しかし無洗米の場合は若干多めに水を入れることが必要です。

水が足りないと固めのお米に炊き上がります。

炊き立てなら固めでもそれ程気にならないですが、時間が経つと固まりやすくなります。

お米1カップにつき大さじ1杯から2杯ほどの水を増やすと美味しく炊き上がります。

無洗米専用カップで計った時は炊飯器のメモリ通りで大丈夫です。

その他にも注意したいのがお米を洗うのが習慣になっているという方です。

無洗米を買ってきたのに今までの習慣からつい洗ってしまったと言うことが良くあります。

洗わずに炊くのに抵抗があると言う方も無洗米でも洗ってしまうことがあるために注意が必要です。

無洗米は美味しくないと言うイメージを持っている方が多いです。

それは従来の精米法では亜糊粉層と言う旨味を感じる成分まで除去されてしまうからです。

そのためこだわりの強いお米屋さんの場合は無洗米を取り扱っていないことがあります。

最近では特殊な技術により亜糊粉層を残した無洗米が登場しており、無洗米によっては美味しい味に仕上がっていますので是非お試しください。

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