お米のソムリエ|金崎さんちのお米

おいしいごはんの冷凍保存方法

炊きたての味や香りを保ち、長期間の保存がきくもっとも良い方法と言われているのが、冷凍保存することです。

保存する温度が2〜3℃以上だとごはんの水分が失われて粘度も落ち、劣化が進んでしまいます。冷蔵庫内は劣化が進む温度よりも高い約3〜6℃のため保存しておくと劣化が進んでしまいます。冷凍庫は約−18℃のため、そのまま保存すると乾燥を防ぎ粘度が落ちることもなく、温め直したときも、炊き立てのような、ふっくらとした美味しいごはんをいただくことができるので、ごはんは冷凍保存がおすすめです。

 

冷凍保存する場合には、ラップの上に食べる分ずつごはんを平らになるように広げて、ご飯が炊きたてのうちに包みます。

ご飯を潰さないように気を付け、平らにうすく丸く盛り付けて、なるべく空気に触れないように密封させます。こうすることで冷凍しやすく、解凍する際にムラができにくくなります。

そのまま涼しい場所で冷まし、粗熱が取れたら冷凍庫に入れます。

アルミトレーにのせて入れると冷凍時間を短縮できるので、炊きたての美味しさをキープできます。アルミトレーがない場合はごはんをラップした上からさらにアルミホイルで包んで冷凍保存しましょう。

 

冷凍ごはんの保存期間は、約1ヶ月くらいです。冷凍保存してから3日ほどたつと徐々に味が落ちてしまいます。美味しく食べるにはなるべく早い方が良いでしょう。

 

食べる際には自然解凍ではなく、凍ったまま電子レンジで加熱しましょう。自然解凍では、ごはんに含まれていた水分が出てごはんの触感が悪くなったり、デンプンが固いままになってしまったりします。また、一度にたくさん解凍すると、ムラが出てしまうので一人分ずつの解凍にしましょう。

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