お米のソムリエ|金崎さんちのお米

お米を食べるなら玄米もおすすめ

玄米は、お米の一番外側のもみ殻だけを取り除いて、糠と胚芽を残した米です。

糠層が残っているために、玄米の米粒は茶褐色です。

白米と比べると、カロリーは殆ど変わらないのに、胚芽や糠には栄養が豊富に含まれています。

特に、食物繊維は100gあたり1.8gも含有しており、白米の4~6倍もあります。

便秘解消や、余分なコレステロール、糖分、発がん物質などの有害物質を排出して、腸内をスッキリさせるデトックス効果が期待できます。

胚芽の部分には、ビタミンEが豊富に含まれています。

ビタミンEは、体内の活性酸素の除去や、ホルモン分泌の促進などの効果があります。

それから胚芽には、美肌効果、疲労回復効果などの効果があるビタミンB群も含まれていますので、食べるだけで体の内側から健康になることができます。

更に、ミネラル類も充実していて、体調を整えてくれます。

玄米は、食べても血糖値の上昇が緩やかになる低GI食品です。

そのため、血糖値が急上昇して脂肪が溜まりやすくなる、といった心配がないのです。

GI値の高い食品を食べて血糖値が上昇すると、インシュリンを出して血糖値がガクンと下げようとしてます。すると、アドレナリンが分泌されて、ぐっと血糖値を上げようとします。このアドレナリンは、イライラホルモンと呼ばれています。

糖尿病の人やダイエットをしている人は、糖質を控える食事をする人が多いですが、ご飯は食べた方がいいと言われています。

何故なら、小腸の乳酸菌のエサになるからです。ご飯は、なるべく白米よりは胚芽米や玄米がおすすめです。玄米が苦手な人は、7分づきくらいにすると、食べやすくなります。それから、麦などの雑穀を入れると食物繊維のバランスが良くなります。

胚芽や糠に含まれているγオリザノールは、ホルモンのバランスを調整してくれます。

糖尿病の人が、インシュリンが出にくいのは、ドーパミンの作用が関係しています。

脳内ホルモンであるドーパミンは、インシュリンを分泌させる働きをします。

このドーパミンを調整することができるのが、γオリザノールなのです。そのため、玄米食にすると糖尿病が改善する人もいます。

それから、麦は脂肪の吸収を抑える働きをしてくれますので、玄米に麦を2割くらい混ぜて炊くとダイエットに効果的です。

但し、玄米は白米に比べて噛みごたえがありますので、しっかり噛んで食べる必要があります。

玄米は、普通の炊飯器の玄米モードでも美味しく炊けますが、圧力鍋で炊くともちもちした食感に炊き上がって美味しく食べることができますよ。

当店では、玄米も多数取り扱いをしております。

ご購入は、こちら

モバイルバージョンを終了