お米のソムリエ|金崎さんちのお米

米ぬかパック

お米を精米した際に出るものが「米ぬか」です。

米ぬかには栄養素が豊富に含まれていて、この栄養素が美容によいとスキンケアに活用されています。その活用方法が米ぬかパックです。

では、米ぬかパックにはどのような美容作用が期待できて、どのように行えばよいのでしょうか。

米ぬかとは、お米を精米した際に出る外皮や胚のことです。

玄米は栄養が豊富だといわれていますが、それはビタミンやミネラルなどを豊富に含む外皮や胚が残っているからです。
外皮や胚には美容に役立つ成分が含まれています。

米ぬかの美肌効果

では、米ぬかに含まれる成分には具体的にどのような美肌作用が期待できるのでしょうか。

米ぬかには植物性セラミドが含まれています。
セラミドとは肌の水分保持にかかわる成分です。

しかし、年齢とともに肌に存在するセラミドが減少をして、次第に肌が乾燥をしてきます。

米ぬかパックをすることで、セラミドの働きで肌がしっとりすることが期待できます。

γオリザノールはポリフェノールの一種です。

ポリフェノールには抗酸化作用があり、活性酸素による体のさびつきを防いでくれます。

活性酸素は乾燥肌や肌荒れの原因となりますが、活性酸素の影響を防ぐことで乾燥肌や肌荒れの防止が期待できます。

ビタミンB群は皮膚を健康に保つために必要な栄養素です。

肌荒れ防止作用が期待できます。

このような成分が美肌をサポートします。

米ぬかパック

米ぬかパックに必要なものは米ぬか、小麦、水です。

小麦を使用するのは、パックの柔らかさを調整するためです。

米ぬかは漬物用などではなく、何も加えていないものを使用してください。

有機栽培の米ぬかだと望ましいです。

米ぬかと小麦は3:1の割合で混ぜます。

肌に塗りやすい固さになるように水を加えてよく混ぜます。

パックのやり方ですが、米ぬかを肌に塗る前には洗顔をして肌を清潔に整えておきます。

その後に米ぬかを顔全体に塗り、5分ほどパックをします。

目に直接入らないように気をつけてください。

長時間パックをしていると、パックが乾燥をしてきて肌の水分が奪われるので、5分程度までにしましょう。

終わったらぬるま湯で洗い流します。

米ぬかパックを行う頻度は週に2回程度までにしましょう。
やりすぎると肌の負担になります。

パックをする前には、必ずパッチテストをしてください。

二の腕の内側など目立たない部位に米ぬかパックを少量塗り、その後の肌の反応を見ます。

赤みやかぶれなどが出たら使用を中止してください。

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